Remotionで動画を作る
情報この手順でできるようになること
動画のツール紹介で触れたRemotion(プログラムで動画を組み立てるツール)を、実際に自分の手で動かす手順です。コードは自分で書かず、AIに書かせる前提で進めます。ここまで進めれば、シーン構成やタイミングを日本語で指示するだけで、動画ファイルが出来上がる状態になります。
Remotionとは
Reactというコードの書き方で、動画のシーンや動きを組み立てる仕組みです。動画編集ソフトを操作するのではなく、動画を作るプログラムを書く感覚に近く、同じ構成のまま数字や文言だけ差し替えれば、同じフォーマットの動画を何本でも作り直せます。コードは自分で書く必要はありません。プログラミングは怖くないで触れている通り、AIコーディングエージェントに日本語で伝えれば、コードはAIが書いてくれます。
前提
AIコーディングエージェント(Claude Code等)が使える環境と、Node.jsが必要です。ターミナル・VSCode拡張機能・アプリ、どの入り方でも構いません。実際にコマンドを打つのはAIなので、自分でターミナルを操作する必要はありません。まだ導入していない場合はVSCodeの導入方法またはCLIをインストールするを参考にしてください。
セットアップ
プロジェクトを作る
- ターミナルを開き、
npx create-video@latestを実行します - テンプレートを聞かれます。最初は「Hello World」か「Blank」を選べば十分です
- 作成が終わったら、できたプロジェクトフォルダに移動し、
npm iを実行して必要なパッケージを揃えます
プレビューを起動する
- プロジェクトフォルダで
npm run devを実行します - ブラウザでRemotion Studio(プレビュー画面)が開きます
- コードを直すと、リアルタイムで映像に反映されます。この段階ではまだコードを触らず、画面が開くことだけ確認してください
使い方
① AIに映像を作らせる
- プロジェクトフォルダをVSCodeやClaude Codeで開きます
- 作りたい動画の構成を日本語で伝えます
例AIへのプロンプト例
「タイトル→本文3枚→まとめ、の構成で60秒の解説動画のコンポジションを作って。文字は大きく、背景は白にして」
- Remotion Studioの画面で確認しながら、気になる箇所は追加で指示を出して直していきます
② 書き出す
以下のどちらかでmp4ファイルに書き出せます。
- ターミナルから:
npx remotion render <コンポジションID> <出力ファイル名> - Remotion Studioの画面から:「Render」ボタン
発展:ナレーション・テロップまで作り込む
台本に合わせた音声(VOICEVOX)やテロップとの合成まで含めた、実際の制作フローは 私の事例 にまとめています。
メモ✏️ 商用利用前にライセンスを確認する
Remotionは無料で始められますが、一定規模以上の企業利用では有償ライセンスが必要になる場合があります。断定的な金額や条件はここでは書きませんので、商用で使う前には必ず公式サイトの最新のライセンス条件を確認してください。