コラム:誰でも作れる時代に、価値はどこへ移るか
情報このコラムについて
AIでつくるのカタログを開く前後に、少し引いて眺めるための読み物です。「作れるようになった」の先で、何で差がつくのかという話です。
かつては専門家に頼むしかなかった制作物——ホームページ、スライド、動画、アプリ——が、AIで簡単に作れるようになりました。
AIの強みは、ある程度のクオリティのものを、速く・低コストで形にできることです。そしてこの変化は、「スマイルカーブ」(工程の中央より、両端の方が価値が高くなる曲線のこと)と同じ構造を持っています。
実装(工程の中央)がAIで誰でもできるようになるほど、価値は両端に集まっていきます。
- アイデア・企画力(何を作るか): 誰に向けて、何を作るかを発想する力。AIは実装を代行してくれますが、「何を作るべきか」は自分で決めるしかありません。
- 実際に届けるマーケティング力(どう届けるか): 作ったものを、必要としている人に届ける力。作って終わりにせず、知ってもらい・使ってもらうところまでが「作る」の一部です。
「作れること」は、もう差別化にならない
全員が同じAIを使えるということは、全員が60〜80点のものを作れるということです。作れること自体は、もう強みではなくなりました。
だからこのマップの「AIでつくる」は、作り方のカタログであると同時に、「これは誰のためか」「作ったあと、どう届けるか」まで考える章でもあります。両端に立つ習慣が、実装がタダ同然になる時代の差になっていきます。
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