トップAIチャットの基本設定

操作手順本文

AIチャットの基本設定

情報この手順でできるようになること

生成AI各社のツール紹介で使うAIを選んだ方向けの、最初に済ませたい設定手順です。カスタム指示・メモリの確認・学習のオプトアウトを済ませておくと、日々の使い勝手が大きく変わります。あわせて、用途に応じたモデルの切り替え方も紹介します。

注意手順は変わります

各社とも設定画面は頻繁に更新されます。以下は2026年7月時点の骨格です。メニュー名や場所が変わっていたら、各社のヘルプページで最新の手順を確認してください。

初期設定

①カスタム指示を登録する

「あなたは誰で、どんな仕事をしていて、どう答えてほしいか」をあらかじめ登録しておく機能です。設定しておくと、毎回の会話で前提を打たなくても、その前提を踏まえた答えが返ってきます。

サービス 設定の場所(目安)
ChatGPT 設定 → パーソナライズ(Personalization)→ カスタム指示
Claude 設定 → プロフィール(Profile)→ カスタム指示
Gemini 設定 → Geminiへの情報(自分について)/保存された情報

コピペで試す:カスタム指示の見本

「私は[職業・立場]です。[事業内容や担当業務]をしています。回答は結論から先に、敬体で、専門用語を使うときは簡単な説明を添えてください。」

これは③カスタムAIで扱う「1体のカスタムAIを作る」こととは別物です。カスタム指示は今使っている1つのチャットに前提を持たせるだけの、いちばん手前にある設定だと考えてください。

②メモリの内容を確認・削除する

最近のAIチャットは、過去の会話の一部を「メモリ」として覚えておき、次回以降の会話に活かす機能を持っています。便利な一方、覚えられたくない情報が残っていないか、時々確認する習慣が要ります。

  1. 設定内の「メモリ」「保存された情報」といった項目を開き、AIが何を覚えているかを一覧で確認します
  2. 不要な記憶は個別に削除します。会話ごとリセットしたい場合は、メモリ機能自体をオフにする選択肢もあります
  3. 他人と共有する端末で使うとき、機密性の高い相談をするときは、その会話だけメモリをオフにします

会話をまたいで覚えておいてもらう仕組みそのものの考え方は、メモリの基本で扱います。

③学習に使われない設定にする(オプトアウト)

入力した内容がAIサービスの学習に使われるかどうかは、サービスと設定次第です。この点はAIセキュリティの基本で詳しく扱っていますが、初期設定の一つとして、ここでも触れておきます。

  1. 設定内の「データコントロール」「プライバシー」といった項目を開きます
  2. 学習利用のオン/オフを確認し、必要ならオフに切り替えます

使い始める前に、一度は必ず確認してください。個人向け無料プランでは初期設定がオンになっていることが多く、あとから自分でオフにする必要があります。

使い方:モデルを切り替える

同じサービスの中でも、複数のモデル(AIの頭脳にあたる部分)から選べるようになっています。日常のちょっとした相談は軽量モデルで十分ですが、長い文章の分析や込み入った作業には、上位モデルに切り替えると精度が上がります。

  1. チャット画面の上部や送信欄の近くにある、モデルを選ぶメニューを開きます
  2. まず標準モデルで試し、答えの精度が物足りないと感じたときだけ上位モデルに切り替えます

モデルごとの性格の違いは生成AI各社のツール紹介で紹介しています。


スマホアプリ・音声入力・Live機能を使った「移動中の使い方」は、設定というより使い方の幅なので、AIチャットの便利機能にまとめています。

⚠️ つまずきやすいポイント

  • 設定を後回しにしたまま使い続ける:初期設定は数分で終わりますが、後回しにするほど「覚えられたくない情報」がメモリに溜まっていきます
  • 学習オフ設定を確認しないまま使う:個人向け無料プランは初期設定がオンになっていることが多く、意図せず入力内容が学習に使われる場合があります
  • 常に上位モデルを使う:日常のやり取りまで上位モデルに固定すると、コストや応答速度で損をします。迷ったら標準モデルから試してください

実践|最初の一歩

今すぐやること

  1. 使っているAIチャットの設定画面を開く
  2. カスタム指示に、自分の立場と回答スタイルの希望を1〜2行だけ書いて保存する
  3. データコントロール(プライバシー)の項目を開き、学習オフ設定になっているか確認する

この3つだけで、今日から会話の質が変わります。残りの設定は、必要になったときに戻ってきて確認すれば十分です。