作業場と置き場を、先に決める
応用(AIエージェント・コンテキスト)に入る前に、道具を2つだけ決めます。AIが働く場所(IDE)と、知識を貯める場所(Obsidian)です。
初級までは、道具はチャット画面ひとつで足りていました。ここから先は、スキル・ルール・ナレッジ・メモリといった「ファイル」を作り、育てていきます。ファイルの世界で働く以上、その置き場と作業場を先に建てておく——それがこの章の役割です。
この章で決める2つ
| 道具 | 役割 | 各論 |
|---|---|---|
| IDE(VSCode+Claude Code など) | AIの作業場。スキル・エージェント・ルールが動く場所 | IDE(作業環境) |
| Obsidian | ナレッジの置き場。あなたの知見・記憶が貯まる場所 | Obsidian(第二の脳) |
作業場(IDE)はAIエージェントの章で使い、置き場(Obsidian)はコンテキストの章で育てます。2つの道具は同じ「ローカルのフォルダ」の上でつながっており、AIは両方を読みながら働きます。
選定の3原則
ツールは変わり続けます。個別の製品名より、選ぶ基準を持ってください。
- プレーンテキストで持つ:中身がただのテキストファイル(Markdown)なら、ツールを乗り換えても資産は無傷で残ります。特定サービスの独自形式に知見を閉じ込めないことが、この先10年の保険になります
- 無料か低コストで始める:VSCodeもObsidianも個人利用は無料です。かかるのはAI側の利用料だけ。道具に投資する前に、まず使い方に投資します
- 広く使われているものを選ぶ:利用者が多い道具は、AIが使い方を熟知しています。困ったらAIに聞けば解決する——これ自体が選定理由になります
読み進め方
- IDE(作業環境) — IDEとは何か、インストール・画面の見方・プラグイン選定・フォルダ構成
- Obsidian(第二の脳) — なぜナレッジの置き場にObsidianを推すのか、そして始め方とAIとの接続
- セットアップキット — おすすめのフォルダ構成を一式で建てる配布キット(講座参加者・ご支援先向け特典)の中身と使い方
2つの道具が手元に揃ったら、AIエージェントの章へ進んでください。