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セットアップキットを導入する

情報この手順でできるようになること

セットアップキットで紹介した配布キット(context-setup-kit)を、実際に導入する手順です。ダウンロード済みのキットを展開するところから、CLAUDE.md・運用ルールの自動生成までを扱います。完了までの目安は30分〜2時間です。

Step 1|キットを展開する

セットアップは、この準備のあと2段階で進みます。1番目でAI組織のミッション・記憶ファイルを、2番目でセキュリティ等の運用ルールを作ります。まずはキットを展開して、共通の準備からです。

キットの入手先はセットアップキットにまとめています。まだダウンロードしていない方は、先にそちらから取得してください。

  1. 解凍する:ダウンロードしたzipファイルを解凍します
  2. 5つのフォルダを移動するprompts/team-prompts/business-agents/clients/my-knowledge/ を「書類(ドキュメント)」フォルダなどに移します。以後ずっと使いますので、場所は固定してください
  3. IDEでフォルダーを開く:VSCodeの「フォルダーを開く」で business-agents/ を選びます
スクリーンショット - VSCodeのフォルダーを開く

続けて、VSCodeの「ファイル」→「ワークスペースにフォルダーを追加...」で、ダウンロードした残りのフォルダも追加してください。

開いたら、ワークスペースとして保存しておきましょう。ワークスペースとは、いわば作業机のことです。机の上にいくつものフォルダやファイルを広げた状態に名前を付けて覚えさせておけるので、次回からはワークスペースを開くだけで、同じ机がそのまま再現されます。「ファイル」メニューの「名前を付けてワークスペースを保存...」から保存できます。

スクリーンショット - VSCodeのワークスペースを保存

次回からは、「ファイル」メニューの「ファイルでワークスペースを開く...」で保存したワークスペースファイルを選ぶと、この5つのフォルダをまとめて一度に開けます。毎回フォルダをひとつずつ開き直す必要はありません。

スクリーンショット - VSCodeのワークスペースを開く

Step 2|CLAUDE.md・記憶ファイルを作る

  1. チャットに「セットアップ進めて」と入力します
  2. インタビューに答える:モード選択(最低限/フル/カスタム)→ あなた自身について(名前・役割・価値観)→ AI組織のミッション、の順にAIが質問してきます。回答に合わせてファイルが自動生成されます
  3. 完成:最後にAIが、できあがった環境の全体像を一緒に確認してくれます

Step 3|運用ルールを作る

  1. 続けてチャットに「ルール作成進めて」と入力します(約10〜30分)
  2. セキュリティ・セルフチェック等についてAIが質問してくるので回答します。回答に合わせて .claude/rules/ の残りのファイルが自動生成されます
  3. 完了したら、AIを再起動すれば本格稼働です

メモ✏️ 途中でやめても大丈夫

インタビューの途中で閉じても問題ありません。1番目のステップは「セットアップ続けて」、2番目のステップは「ルール作成続けて」と頼めば、未処理のところから再開します。反応しないときは、business-agents/ フォルダを開いて起動しているかを確認してください。

Step 4(任意)|AIの意味検索を足す(basic-memory)

セットアップ完了後、clients/ に「意味で探せる検索」を足す拡張も用意しています(同梱の導入ガイド参照・5〜10分)。

「飲食業のクライアントいたっけ?」のように、正確な名前を思い出せなくてもAIが探し当てられるようになります。ノートは同じファイルのまま検索対象になるので、コピーが増える二重管理は発生しません。不要ならスキップして、あとから追加してもかまいません。

直後は「枠だけ」で正常です

セットアップ直後にフォルダの中がスカスカでも、それが正しい状態です。

💚 心(指示書・ルール) セットアップで整うもの:CLAUDE.md・ルール一式が生成されます 使いながら育つもの:ルールを調整・追加していきます

🖐 手足(スキル・エージェント) セットアップで整うもの:枠(フォルダと説明書き)が用意されます 使いながら育つもの:スキル・エージェントを足していきます

🧠 脳(ナレッジ・記憶・顧客情報) セットアップで整うもの:テンプレートと枠が用意されます 使いながら育つもの:日々のメモ・カードが蓄積し、AIの精度が上がります

心と手足の枠は最初に整い、脳は使うほど育つ——作業場を作るの「手足・脳・心」の考え方が、そのままフォルダになっていると捉えてください。ナレッジの育て方はコンテキストの章、スキル作りはスキル設計で扱います。

メモ✏️ ときどき、構成そのものを点検する

使っているうちに、どのフォルダにも当てはまらないファイルや、置き場所がずれたままのファイルが必ず出てきます。溜まるほど、AIが目当ての情報にたどり着きにくくなります。月に一度、あるいは「最近どこに置いたか分からないファイルが増えた」と感じたときで構いませんので、構成そのものを見直してください。AIに「今のフォルダ構成を図にして、散らかっている点を指摘して」と頼めば、自分では気づきにくいずれも挙げてくれます。