自動化する:スケジューラーの設定
情報この手順でできるようになること
スケジューラーの役割
情報参考:スケジューラー・フック・ルーティングの役割分担
| 部品 | 役割 | たとえ |
|---|---|---|
| スケジューラー(launchd/タスクスケジューラ) | 決めた時刻に外からAIを起こす | 目覚まし時計 |
| フック | セッション内の出来事に反応して動く | 「ドアが開いたら電気がつく」センサー |
| ルーティング | 発火後、誰に仕事を渡すか決める | 受付の振り分け |
「毎朝9時になったら」「毎週月曜になったら」は、フックではなくスケジューラーの役割です。目覚まし時計と同じで、時刻になったら外から起こしてくれる部品を使います。Mac・Windowsそれぞれで、この目覚まし時計にあたる仕組みが用意されています。
Mac:launchdで設定する
launchdは、.plistという設定ファイルに「いつ」「何を実行するか」を書いて登録する仕組みです。設定ファイルに実行したい時刻と、呼び出したいスキルを実行するコマンドを書いておけば、パソコンが起きていればその時刻に自動で動き出します。
- 実行したい時刻と、呼び出したいスキル(複数ある場合は実行する順番)を決めます
.plistファイルに、時刻とコマンドを書きますlaunchctl loadで登録し、パソコンが起動しているときに自動で動くようにします
メモ✏️ 設定ファイルを一から書く必要はない
.plistの書式を覚える必要はありません。「毎朝9時に、スキルAとスキルBをこの順番で呼び出したい」とAIに伝えれば、設定ファイルの中身とコマンドまで作ってもらえます。
Windows:タスクスケジューラで設定する
Windowsでの目覚まし時計にあたるのがタスクスケジューラです。launchdのように設定ファイルを手で書く必要はなく、画面の案内に沿って進めれば設定できます。
- 「タスクスケジューラ」を検索して開きます(
taskschd.mscと入力しても開けます) - 「基本タスクの作成」を選びます
- タスクの名前と説明を入力します
- トリガー(いつ実行するか)で頻度を選び、実行したい時刻を設定します
- 操作で「プログラムの開始」を選び、実行したいプログラムやスクリプトを指定します
- 内容を確認して完了し、保存します
メモ✏️ 細かい画面表示はバージョンで変わる
Windowsのバージョンによってメニューの見え方は多少違いますが、「名前を決める→いつ動かすか決める→何を実行するか決める→保存する」という流れそのものは変わりません。迷ったら、この4つの順番だけ覚えておいてください。
MacのlaunchdもWindowsのタスクスケジューラも、果たしている役割は同じです。決まった時刻に外からAIを起こす、目覚まし時計です。OSが変わっても、この役割分担の理解はそのまま持っていけます。
複数のスキルをまとめて動かす場合
対応期限アラートのように、判定するスキル→通知するスキルの順で複数を動かしたい場合も、スケジューラーに登録するのは「その順番で呼び出すコマンド」1つだけです。スキルどうしのつなぎ方自体は、はじめてのスキル作成で1つずつ試した呼び出し方と変わりません。
複数のスキルをまとめて束ね、判断も含めて任せる考え方は束ねて動かすで扱っています。また、どこまでを自動化して任せてよいかの線引きは安全に任せる範囲の決め方を参考にしてください。メール送信のような「取り消しにくい操作」を自動実行に含める場合は特に、任せる範囲を一度立ち止まって決めておくことをおすすめします。