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Claude Coworkの使い方

情報この手順でできるようになること

AIエージェント総論でCoworkの位置づけを理解した上で、実際に使い始めるための手順です。セットアップから、コネクタ・指示・スキルでの3段階カスタマイズ、決めた頻度で動かすスケジュールタスク、承認モードの切り替えまでを扱います。

セットアップ

初期設定する

  1. デスクトップアプリでCoworkモードを開きます
  2. 最初のセッションで /setup-cowork と入力します。自分の役割を選ぶと、その役割に合ったスキルのインストールと、連携ツールの接続がガイド付きで進みます
  3. 作業場所を指定します。フォルダそのものを指定するか、Cowork内の「プロジェクト」——ファイル・指示・記憶をセッションをまたいで保持する作業場——を選びます

使い方

① 3段階でカスタマイズする

Coworkのカスタマイズは3段階あります。まずレベル1から試し、必要になったら次のレベルへ進めてください。

レベル1:自分の文脈とツールを渡す

  1. Coworkの設定画面から「コネクタ」を開き、メール・チャット・カレンダーなど接続したい外部サービスを選んで認証します。接続すると読み書き両方をClaudeに任せられます
  2. 「指示」の設定画面で、全セッション共通の「グローバル指示」(自分の役割・前提を書く)と、特定の作業場だけに効く「プロジェクト指示」を書き分けます

レベル2:自分のやり方を型にする

  • セッション内で「さっきの作業をスキルにまとめて」と頼むだけで、手順とテンプレートをClaudeが自分で抜き出してスキル化してくれます。以後は同じ依頼を短い一言で呼び出せます

レベル3:束ねて共有する

  • 設定画面の「プラグイン」から、コネクタとスキルをひとまとめにしたパッケージを探せます。営業・プロダクト・法務・オペレーションなど、業務別にAnthropicが配布しているものもあるので、自分の職種に近いものがないか探してみてください

② 決めた頻度で動かす(スケジュールタスク)

  1. 実行したいプロンプトを1つ書き出します
  2. Coworkの「スケジュール」設定から、毎時・毎日・毎週・平日のみといった頻度を選びます
  3. 参照してよい範囲(メール・カレンダーなど)を絞り込みます

日次のブリーフィング、週次のレポート、定期リサーチ、フォルダ整理などに向きます。パソコンの電源が入っていなくてもクラウド側で動きますが、ローカルのファイルやローカルアプリが必要な作業は、パソコンを開いているときのローカル実行に限られる点に注意してください。

AIへのプロンプト例(スケジュールタスク設定時)

「Coworkで、毎週月曜の朝に先週の顧客対応状況をまとめてほしいです。参照してよいのはメールとカレンダーだけにしてください。承認モードは都度承認にして、削除や送信が必要な場面では必ず確認を挟んでください。」

③ 承認モードを切り替える

Coworkの承認モードは3段階あります。設定画面から切り替えられます。

モード 動き方 向いている場面
自動承認 書き込みツールも都度確認せず実行する 挙動を確認済みの低リスクな定型作業
都度承認 書き込みを伴う操作のたびに確認を求める 機密性の高い作業、初めて使うツール、送信や購入のようにやり直せない操作
全承認スキップ ほぼ確認なしで進める 推奨しない(つまずきやすいポイント参照)

ファイルの完全削除だけは、どのモードでも必ず明示的な許可を求める仕組みになっています。

  1. 設定画面から対象のプロジェクトまたはセッションを開きます
  2. 「承認モード」の項目で、自動承認/都度承認/全承認スキップのいずれかを選びます
  3. 初めて使うツールや取り消せない操作が想定される作業では、都度承認を選んでおきます

メモ✏️ 迷ったら都度承認から

慣れないうちは都度承認で挙動を確認し、問題がないと分かってから自動承認へ緩めるのが安全です。定期実行タスクは人が見ていない間にクラウドで動くため、低リスクな作業から始め、機密データや取り消せない操作は避け、実行結果を毎回確認する運用をおすすめします。

利用条件

Pro・Max・Team・Enterpriseの有料プランでデスクトップから使えます。Web・モバイル版はベータ段階です。

⚠️ つまずきやすいポイント

  • 最初から全承認スキップにする:初めて使うツールや取り消せない操作が混じっていると、想定外の書き込みが起きます。まず都度承認で挙動を確認してから緩めてください
  • 定期実行タスクを作ったまま放置する:人が見ていない間に動く分、結果を確認する習慣がないと、間違いに気づくのが遅れます
  • コネクタの接続範囲を絞らずに全て許可する:機密情報へのアクセスは必要な範囲だけに絞り、信頼できるサイトだけにネット接続を許可すると、プロンプトインジェクション(外部コンテンツに埋め込まれた指示にAIが従ってしまう攻撃)のリスクを下げられます

メモ✏️ 手が止まったら

どの設定から始めればいいか迷ったら、まずレベル1(コネクタ・指示)だけを設定して1回動かしてみてください。物足りなくなってから、スキル化・プラグイン・スケジュールタスクへ進めば十分です。